巷で流行る占いでは、太陽サインが〇〇座の人は、〇〇な性格、〇〇な職業が向いている等と言われます。最近は月サインまで触れている占いサイトも多いかもしれません。
でも実際には皆12サインすべての要素を持っています。
火のサインに天体が一つもないから、私には牡羊座、獅子座、射手座は関係ない、というわけではありません。火のサインに天体がないからこそ、火の要素を補おうとしたり、その人にとって重要な要素となっている場合があります。
日々の生活で昼夜のバランスが大事なように、火、土、風、水の要素のバランスも大切です。
火のサイン
火のサインは牡羊座、獅子座、射手座です。
獅子座:固定宮(Fixed)の火
獅子座のキーワードは「I will」
自らが輝くことが重要です。
獅子座の守護星は太陽です。太陽は内からあふれ出るように自ら光を放ちます。太陽のキーワードは生命エネルギー、人生の目的、自己表現、エゴです。
獅子座にとっては、自分らしくあることが最も重要です。そこには心臓(Heart)があります。内面からの輝きがあります。
心臓は全身に血液を送ります。心臓が止まると意識がなくなり、呼吸が止まり、脳の細胞が死にます。心臓は最も重要な臓器です。
活動宮(Cardinal)の火である牡羊座とは、火の種類が異なります。牡羊座がマッチの点火の瞬間であるのに対し、獅子座の固定宮(Fixed)の火とは、焚火のイメージです。町中の喧騒を離れ、キャンプをしながら夜、焚火の音を聞いていると心安らぐ気がします。焚火は安定していて一定だからです。
変化は安定した火をたくのを妨げます。そのため固定宮(獅子座、蠍座、水瓶座)は変化を嫌います。その安定感が人から信頼されることに繋がり、ゆるぎない意志が大きなことを成し遂げることにも繋がります。
何となくやる気が出ない、人生の方向性が分からない。そんな時、獅子座の自らが輝くという太陽のイメージは参考になるかもしれません。
各サインにどの天体があるかで解釈が異なってくるため、その点についても今後触れていきたいと思います。
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