【ホロスコープ】ホイットニー・ヒューストン 奇跡の歌声

ホイットニー・ヒューストンは、20世紀最高の歌声を持っていたとも言われるアメリカの歌手、女優です。

自ら出演した映画「ボディガード」の主題歌となったI Will Always Love Youはあまりに有名です。

1963年8月9日 – 2012年2月11日(48歳)アメリカ合衆国ニュージャージー州



太陽は獅子座、月は牡羊座、ASCは魚座です。
火のサインである獅子座の太陽と牡羊座の月のコンビネーションは注目を集め、重要な存在・”一番になりたい”という欲求を
並外れた勇気、予期せぬ物事が起きても堂々と芯を貫くエネルギーで満たしていきます。

火のサインにMCと4天体があり、行動力・推進力が抜群です。
獅子座の太陽・金星は、水瓶座の土星、蠍座の海王星とTスクエアを形成しています。

ステージ・舞台での圧倒的な歌唱力とパフォーマンス(獅子座の太陽)

スーパースターとしての存在を不動のものとし、後世に(水瓶座の土星)

夢を与える、それまでの固定観念を壊し無くしていく(蠍座の海王星)

とてもパワフルな使い方です。

1980年代の音楽界では、黒人アーティストが多く活躍するも”黒人のジャンル”とされたR&Bやヒップホップ、ソウル等、限られた中でした。

その中でホイットニーは、黒人の女性スーパースターとしてメインストリームのメディアに次々と取り上げられ、音楽ジャンルと人種の壁を崩していきました。差別がまだ色濃く残っていた当時、後の黒人女性が歌手やモデルとして活躍する夢や希望を与えました。

乙女座の水星は7ハウスにあり、4ハウス(家)と7ハウス(パートナーシップ)の支配星で、天王星、冥王星とコンジャンクション(同じところに位置)しています。

ホイットニーに歌を教えたのは歌手であった母親で、その指導は逃げ出したくなるほどとても厳しかったようです。細部までこだわる乙女座の水星に天王星と冥王星が関わっていることは、徹底的に歌の技術を磨き、独自の歌い方を発展させていったことと重なります。

火の力強い面がある一方で、ホイットニーは魚座のASCで、8ハウスの海王星が6ハウスの太陽、金星にスクエアです。ASCには天王星、冥王星がオポジションです。

人一倍感受性が高く、繊細な一面があり、人に与えすぎてしまい、境界線を引くのが苦手だったかもしれません。

魚座、海王星は夢・理想を与えてくれる一方で、マイナスに出るとお酒やドラッグ等、現実逃避に繋がります。

ホイットニーは2012年48歳の時、薬物の過剰摂取で浴槽で溺死し、娘のボビー・クリスティーナ・ブラウンは2015年22歳の時、母と同じく薬物の過剰摂取で浴槽で意識不明の状態で見つかり、半年後に亡くなるという悲劇が起きています。

華やかな成功の影で、周りの悪い空気も思い切り吸い込んでしまい、線引きがうまくできず、NOをはっきり言えずに、無理をしていたのかもしれません。

ホイットニーの圧倒的な人気は死後も絶えず、2023年ローリング・ストーン誌で、史上最高の歌手のリストで2位にランク付けされています。アデルやビヨンセ、レディガガ、アリシアキーズ等もホイットニーの歌唱力に圧倒され、憧れていたと語っています。

とてもパワフルな歌声は今後も人々に感動を与え続けるでしょう。





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